うつ状態を克服した方法

私がうつ状態だった時期

これまでの人生を振り返ってみて、病院にこそ行かなかったけど「うつ状態」だったと思う時期が何度かあります。

  • A:パニック障害で悩んでいて会社を休んでいた時期
  • B:サラリーマンを辞めて整体の学校に入る前の時期

上に上げた2つの時期がとても辛かったわけですが、その経験があったからこそ人生が大きく変わったとも言えます。

当時の症状を書いてみますと

  • 無気力
  • やる気が起きない
  • 朝起きられない
  • 仕事に行こうと思っても体が動かない
  • 不安感
  • 体がだるいく重い
  • 首こりやめまいがする
  • 食欲がない 吐き気がする

などの症状を抱えていました。うつのチェックリストを見てもかなり当てはまっていますが、自分なりに原因はわかっていたのでどうしても薬に頼りたくありませんでした。

うつ状態になった理由

どちらの時期にも共通していることは、「自分がやらなくてはならないこと」が「自分がやりたくないこと」でもあり、アクセルとブレーキを同時に踏み込んでいるような感じでした。

その状況が変わらない限り薬で症状を抑えても意味がないと思ったので状況を変えることを選択しました。

Aの時期は新卒で入った会社でしたが、三年ほど勤めて辞めました。どうしてもこの先ずっとこの会社で働きつづけるイメージが湧きませんでした。

若い社員が少なく、数少ない20代の先輩らも次々と辞めていきました。上司の姿を見ていても自分が将来そのようになりたいと思える上司は誰もいませんでした。

そのような中で直属の上司がうつになりさらには自ら命を絶つという出来事があり、非常にショックを受けました。それでもうその会社には居られないと決心がつきました。

それで新卒で入った会社を辞めて実家のある仙台に戻ってきたのでした。今から22年ほど前になりますが、そのまま元気に仕事が出来ていたら仙台にも戻らなかっただろうしまた違う人生だったと思います。

不思議なことに会社を辞めると決めてから心も軽くなり体調も改善したのです。心と体は繋がっているものだなぁと実感しました。

仙台に戻った私は自然食品や健康食品を販売する会社に転職し、そこでは3年ほど勤めました。最初は楽しく仕事をしていたのですが数字を上げるためにやりたくない営業をしなくてはならないことがだんだん辛くなってきました。

ここでもずっとこの先の将来その会社に居続けるビジョンが見えませんでした。いつかは辞めるだろうけどいつやめるのか?そのタイミングを見計らっている感じでした。気持ちはそんな状態でしたが日々の業務はありますし営業成績を残さなくてはなりません。

やりたくないけどやらなくてはならない。ブレーキとアクセルを同時に踏み続けている心理状態でまたもや体調が悪化しました。どうにも朝起きられない。会社に行こうと思うのですが体が言うことを聞かない。動けない。そんな状況でした。

そのようなうつ状態になることで、体はめいっぱいサインを出していたのだと思います。それで思い切って以前から興味があった整体の世界に飛び込むことになったのです。自分で決めた道ですので迷いはありませんでした。やりたい道に進んでからは体調も良くなったのです。

うつ状態が自分の人生の軌道修正になった

今こうして振り返ってみると、うつ状態になったことは自分の人生の軌道修正に必要だった体験だったと思います。心身が苦しくなったことで、本当に自分がやりたいことは何だろうか?と真剣に考えるようになりました。

うつ状態の症状を薬を飲んで押さえていたら、そのような考え方はしなかったかもしれませんし、仕事を辞めたり新しく整体の道に進んだりという行動も出来なかったかもしれません。

心や体が苦しいことは何かしらの理由があります。その理由について徹底的に向き合いました。向き合うことで見えてきたこと、わかったことはそこが自分の居場所ではないと言うことでした。自分にはやることがある。それに向けて今から動かなくては、という気持ちがありました。

会社を辞め整体の学校に入った後も、すぐに体調がすっかり良くなったわけではありません。新しい道に進んだことで不安や緊張の気持ちもありましたので、いくつかの症状は抱えていたままでした。

しかし、自分で選択した道に進んだことで徐々に薄皮を剥がすようにいろいろな症状が楽になっていったのです。

本当の自分の生き方を取り戻す

うつになる人が増えていますが、心が満たされているのにうつになる人はいません。ストレスだらけでやりたくないことをやらなくてはいけなかったり、我慢して毎日過ごしていたりするとうつや自律神経の不調が起こります。

我慢できる間は良いのですが、限界を超えると心身に不調を来します。うつになるということは本来のあなたの生き方と違う生き方をしていることに対する警告メッセージであると思うのです。

これはまったく学術的な意見ではありませんが、本来のあなたらしい生き方を取り戻しなさいという潜在意識からメッセージとしてうつという病気になっていると考えています。

私の場合は勤めていた会社を辞めることや、整体の道に進むことがうつ状態から回復するきっかけになりました。しかし、いきなり会社を辞めることはリスクがありますし、皆が皆同じような方法で解決できるわけではありません。多少の不満を抱えながらも頑張って乗り越えている人もいるはずです。

解決策は皆それぞれ違います。自分の心にどれだけ正直になれるか。心の奥深くの声に気づけるか。自分の魂が何を望んでいるのか?そんな自己対話を進めていくと自ずとやるべきことが見えてくると思います。

>>うつの整体

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