低血糖による自律神経失調症状その2

カテコールアミンの影響

低血糖状態になるとカテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミン)が分泌され、自律神経失調症状が起こります。

目のかすみ

目のかすみは目のレンズを厚さを調整する機能が上手く働かないことでおこります。
低血糖になると目のレンズを調整する毛様筋にエネルギーが十分に行き渡らないために目がかすんだり、物が二重に見えるなどの症状が起こることがあります。

また自律神経失調症で光が異様にまぶしく感じる症状がありますが、これは虹彩の平滑筋にエネルギーが十分に行き渡らないために、光の調節が出来ずに目に光が入りすぎてしまいまぶしいという症状が起こることになります。

甘い物の過食、無性にたべたい

自律神経のバランスが乱れていると甘い物が無性に食べたくなったり、食欲が変動し過食傾向になることがあります。
低血糖時や自律神経の不調で食欲の中枢が正常に働いていないと、無性に甘い物が欲しくなったりします。

女性で生理前に過食になる人がいますが血糖値が不安定なことが原因です。
これらの症状は血糖値が安定すると共に自律神経のバランスが整い徐々に落ち着いてきます。

血糖値を安定させるためには、急激に血糖値を上昇させる食べ物や飲み物は控えます。
低血糖では甘い物を摂ると逆効果になってしまいますので、タンパク質を積極的に摂るようにしましょう。

胃腸が弱い

体質的に胃腸が弱いという人がいますが、消化酵素が少ないのが原因です。
糖質に偏った食事をしている人はタンパク質不足になっている人が多いです。
消化酵素はタンパク質を原料としていますので、タンパク質不足の人は胃腸も弱ってきます。

低血糖になるとアドレナリンが分泌され、血管が収縮しますからお腹も冷えます。
日頃から下痢をしやすい人はタンパク質、亜鉛、ビタミンB群を積極的に摂るようにするとよいでしょう。

口臭

口臭の原因はいろいろありますが、胃腸が原因であるケースもあります。
腸内の悪玉菌がガスを出しそれが血液に吸収されます。
その血液が肺を通るときに口から排出されると口臭になります。

口臭を改善するには腸内環境を改善する必要があります。
腸内の善玉菌を増やすのです。
酵素が多く含まれる味噌や生野菜などがお勧めです。

偏頭痛

緊張から解放されたり、仕事が終わった後や、休日になると偏頭痛になる人がいます。
また低血糖になると脳に血液をせっせと送ろうとする働きが高まりますので、それで血液が血管壁を圧迫して頭痛が起こります。
これが偏頭痛のメカニズムです。

ナイアシンを摂ると血管を拡張し血流が良くなるので頭痛が和らぎます。
ズキズキする偏頭痛がするときは血管が拡張しているので頭を冷やすと頭痛が和らぎます。
重苦しい緊張型頭痛の場合は温めた方が楽になります。

筋肉痛

通常筋肉痛は運動をした後に起こります。
乳酸、尿酸、プロスタグランジンなどの炎症物質が筋肉を包む筋膜に貯まって筋肉痛が生じます。
低血糖による筋肉痛は持続的な筋肉痛と、時間とともに変動する筋肉痛があります。

低血糖時は筋肉が冷えて固くなります。
積極的に身体を動かしたり温めて血流を良くすると良いでしょう。
マッサージなども効果的です。

肥満

糖質過剰の食生活をしていると余った糖質が中性脂肪に変わり肥満になります。
この反応を促進するのがインスリンです。
糖質が多い急激に血糖値を上げる食事をすると食後に大量にインスリンが分泌されますから肥満になりやすくなります。

また、タンパク質が不足して細胞内の脂肪をミトコンドリアに運ぶことができないことも肥満の原因になります。
糖質の過剰摂取、運動不足、ビタミンB群の不足などが肥満の原因となります。

ため息、生あくび

ため息や生あくびは脳の酸欠を解消しようとする働きです。
低血糖になると脳の機能が低下しますのでそれを回復しようと身体が行なっている働きと考えられています。

目の痛み

低血糖により眼球が痛むことがあります。
目の周りの血管が収縮して眼球に十分な血液と栄養が届かないことで起こります。
後頭部の痛みと同時に起こるケースが多いようです。
目や後頭部を温めたりマッサージをすることで血流が改善し目の痛みも楽になります。

参考文献:「低血糖症と精神疾患治療の手引き」イーグレープ

>>自律神経失調症の整体

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