パニック障害からうつ病を併発

パニック障害からうつ病を併発するケースもあります。

パニック障害患者の6割がうつ病に

 パニック障害とうつ病は、近い関係にある病気と考えられています。実際、パニック障害の人の生涯を見ると、60%の人がうつ病を併発しています。また、軽い躁状態をともなう双極性障害(躁うつ病)も、30%の人が併発します。

 うつ病は、パニック障害の前駆期から急性期にかけて起こることもありますが、それほど多くはありません。多くなってくるのは、パニック障害が慢性期に入ってから。回避行動や広場恐怖症のために、いろいろなことが不自由になり、生活を楽しんだり何かに打ち込むエネルギーが少なくなって、うつ病を併発しやすくなるのです。

「パニック障害 正しい知識とケア」高橋書店 より

上記の内容にもあるとおり、パニック障害の人のかなりの割合の人がうつ病も併発していることがわかります。
そしてパニック障害と併発して起こるうつ病は「非定型うつ病(パニック性不安うつ病)」と呼ばれ一般的なうつ病とは少々様子が違うのです。

非定型うつ病の特徴

非定型うつ病の症状は、通常のうつ病とは症状が異なります。
必ずしもパニック障害に伴い発症するとは限りません。
単独でも発症します。
10代~20代の女性に多く見られます。

以下に特徴を紹介します。

気分反応性

いつも気分が優れないわけではなく、楽しいことや熱中できることがあると明るく元気になります。
嫌なことや悪いことが起こるとひどく落ち込みます。
気分によって状態が大きく変動します。

非定型うつの診断基準

大うつ病のエピソード、または気分変調性障害があり、下記の特徴がある場合、非定型うつ病と特定する。

■気分反応性(好ましいことがあると気分がよくなる)がある

■気分反応性があり、さらに次の症状のうち2つ以上がある

1著しい体重増加、または過食
2寝ても寝ても眠い(過眠)
3手足に鉛が詰まったような重さ、激しい疲労感を感じる(鉛様麻痺)
4批判に対して過敏になり、ひきこもる

パニック障害+非定型うつ病に注意 より

不安感から過食に走ります。
食べることで不安を和らげようとするのです。
特に甘いものへの欲求が強く出ます。

一日に10時間以上眠ったり、寝なくても布団の中に10時間以上いる状態が過眠と呼ばれますが、気分が落ち込むと過眠になります。
体が睡眠と休息を求めるのです。たくさん寝ても眠い状態が続きます。

単なる疲労感ではなく、手足が鉛のように重たく感じます。
けだるくて何かをする気も起こりにくく体を少し動かすのも大変なことのように感じます。
周囲からは怠けているように見られてしまいます。

他人から批判されたり非難されることに対して、過敏に反応します。
他人の一言に極度に過敏になってしまうのです。
他人から「良い人に見られたい」「ダメな人間に思われたくない」というような思いが強い傾向があります。

うつ病の兆候を見逃さない

パニック発作が起こらなくなったり軽くなってきた頃にうつ症状が出やすくなります。上に書いたような

1著しい体重増加、または過食
2寝ても寝ても眠い(過眠)
3手足に鉛が詰まったような重さ、激しい疲労感を感じる(鉛様麻痺)
4批判に対して過敏になり、ひきこもる

といった症状と気分反応性(周りの状況に反応して気分が大きく変動する)が見られるときは要注意です。

うつやパニックでお悩みの方へ

うつ病やパニック障害はこれまで薬物療法と精神療法で治療するのが一般的でした。
当院ではうつやパニックの症状に対して整体で改善のお手伝いをしています。
心と体にアプローチしています。

医療機関に通院してもなかなか改善が見られない方、薬に出来るだけ頼りたくない方、自分の自然治癒力を高めて根本的に良くしていきたい方にお勧めします。

>>パニック障害の整体

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