パニック障害体験談2「外出が怖い」

私のパニック障害体験を綴っています。

大学生のテストの最中にパニック発作を起こした私は、それ以来生活の中の様々な場面でテストの時と同じような発作を起こしかけるようになりました。

  • めまい、ふらつき
  • 気が遠くなる感じ
  • うまく息が出来ない
  • 不安感
  • 動悸
  • 手足や身体全体の脱力感(力が入らない)
  • 手のしびれ

等が頻繁に起こるようになったのです。
しかし当時はパニック障害という病名も一般的に知られていませんでしたし、常時そのような症状があるわけではなく自分が緊張したり不安になったときにだけ症状が出るので自分の気持ちの問題だと考えていました。

パニック発作を起こしていた場所や状況

予期不安という症状がありますが、また発作を起こしたら嫌だなと思うような場所や状況に行くと実際に不安になって発作を起こしたり起こしかけるのです。

具体的には以下のような場所で発作を起こすようになりました。

授業中の不安感

パニック障害を発症してからは大学の授業中も常に緊張するようになりました。ただ座って授業を聞いているだけでもものすごく緊張するようになりました。
座っているだけでどんどん不安になって気が遠くなるのです。
そのまま気を失いそうな感じになるので益々緊張して体に力が入ります。

何でもないときは何でもないのですが、意識して変なスイッチが入ると不安モードになってしまってとても辛かったです。

外食時の不安

自分の家では大丈夫ですが外で食事をするのが苦手になりました。
レストランや大学の生協の学食で食事をするのもダメになりました。
予期不安モードになるとじっと座っているもの辛くてその場に卒倒しそうになっていました。

誰かに言うと頭がおかしくなったと思われるのが嫌で友人にも誰にも言えませんでした。
当時付き合っていた彼女にも言えなくて外出中に体調がおかしくなって家に帰るのですが、体調が悪いことは言えずに急に機嫌が悪くなって帰ると思われていました。
いろいろと余計な心配もかけたと思います。

散髪中の息苦しさ

散髪のために床屋に行くわけですが、そこでじっと座っているのも非常に苦痛でした。
パニック障害に悩まされるようになってからストレスで円形脱毛症にもなりました。

小さな脱毛部分がだんだん大きくなり500円玉くらいの大きさのがいくつも出来てさらにそれらが繋がりこのまま進行したら頭髪が全部抜けてしまうのではないかと思うくらいに不安になりました。

ある日散髪に行ったときにパニック障害の事はどう説明したらよいのかわからずに黙っていましたが、脱毛症についてはわからないように散髪してもらう必要があったので正直に打ち明けました。

すると床屋の主人がいろいろと励ましてくれて、「床屋の商売していると結構円形脱毛症のお客さんいるけど、毛根の細胞が死んでない限りはいつか生えてくるから大丈夫ですよ。」と言ってくれてそれでとても安心した覚えがあります。

円形脱毛症はどこの病院に行ったらよいかわからず、とりあえず近所に皮膚科の医院があったので尋ねてみると毎回お尻に注射を打たれて、脱毛部分に塗る薬をもらって塗っていました。

床屋さんの主人の言葉で励まされて安心してからすぐに産毛が生えてきて数か月後には脱毛症は治りました。

バイクの運転中のパニック発作

パニック障害になってからはバイクで遠出が出来なくなりました。
運転中に発作を起こすのです。
息が苦しくなりめまいがして運転中にもかかわらずそのまま意識を失うのではないかという恐怖感が高まり怖くて運転が出来なくなりました。

通学用の原付バイクは近所の運転用として残しましたが400ccのツーリング用のバイクはほとんど乗れなくなってしまい、乗るのも怖くなってしまったのでバイクに乗りたがっていた後輩に譲りました。
その後輩はとても大事に乗ってくれたので彼に譲ってよかったと思っています。

でも長野県の大学に進学した理由の一つに信州の大自然をバイクツーリングで満喫したいという理由があったのでバイクに乗れなくなってしまったことはとても残念でした。

レジ待ちでの動悸

パニック障害になってつらかったのが、普通にスーパーやコンビニのレジに並ぶのがすごく緊張するようになってしまいました。
緊張などしなくても大丈夫何はわかっているのに体が勝手に反応してしまうのです。

脚が硬直して財布からお金を払う動作もぎくしゃくします。
レジ待ちの人がいなければまだよいのですが、行列が出来ていると並ぶだけでどんどん具合が悪くなります。
息が苦しくなり手足がきごちなくなり時には動悸がしてきます。

誰かと一緒にいると大丈夫だったりします。
一人で行列に並ぶのが出来なくなりました。スーパーやコンビニ以外では銀行のATMの操作も異様に緊張するようになりました。

人ごみでめまいがする

パニック障害になって人ごみに行くのが非常に苦手になりました。
大勢の人がいるだけでめまいがしてくるのです。
緊張が高まり同時に頭がくらくらしてきます。

安心できる場所に移動するとめまいはすぐに治まります。
緊張の度合いとめまいが比例するようになりました。

駅のホームやデパートや雑踏等々。
人がたくさんいる場所はそれだけで緊張するようになってしまいました。

電車の中での緊張感

電車に乗るのも苦手になりました。
座れるときはまだ良いのですが、経っていなければならない場合や、車内が混雑している時には具合が悪くなりました。
学生時代には原付バイクで通学していたので電車に乗る機会はほぼありませんでしたが、実家に帰省するときに困りました。

指定席が取れずに自由席に乗る場合にはホームでも行列に並ばなくてはいけません。
それだけでめまいがしてクラクラして息も苦しくなりひどいときには動悸や震えも起きてその場にうずくまりたくなります。
何とか我慢して車内に入って座れるとホッとして発作も治まるのです。

会話中にパニック発作

誰かとずっと話し込んでいるとふと急に変なモードに入ってしまうこともありました。
急に頭がくらくらしてきて緊張が高まり、それを悟られまいとすると余計に緊張してめまいもしてきます。

特に外で立ち話をしているときは逃げ場がないし、座れないので余計に緊張が高まるのです。
それでだんだんと人と会うのを避けるようになりました。
大学時代の後半は何をしていても誰かと会っていても常に発作の恐怖と隣り合わせでよく発狂したりうつにならなかったものだと思います。

次は大学を卒業して社会人になったころについても振り返ってみます。
その頃もかなり辛かった時期です。

>>パニック障害の整体

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