過敏性腸症候群の施術例

40代新規クライアント様の症例です。
仙台市より約一時間ほどのところからいらっしゃいました。
自律神経のアンバランスを自覚されていて自律神経失調症や整体で検索して当院のサイトをご覧になって予約を頂きました。

主訴は首こりと首の右側の痛みやこわばり。
当然ながら肩こりもあります。
緊張すると腹痛になりやすく、過敏性腸症候群の症状も出ていました。

からだの緊張が抜けない

来院して院内に入ってきた瞬間からとても緊張している様子が伝わってきました。
これまでに整形外科に行って、整体院も3軒ほど行ったそうですがあまり症状の改善が見られなかったそうです。
カイロプラクティックやオステオパシーの施術を受けたそうです。

精神的に緊張している状態のまま施術を受けてもあまり良い効果は臨めませんので時間をかけて問診を行ない、まずは緊張をほどいてもらえるように意識してコミュニケーションをとりました。

最初はこわばった表情で笑顔もありませんでしたが、徐々に笑顔も見られるようになり少しずつリラックスされてきたようなので施術に入りました。

脳が安心するといろいろな症状が改善していくことや、緊張していたり心身が戦闘モードになっているとなかなか身体は回復しにくいことなどをお伝えしました。

他人や自分の外部のものに対して壁を作っている傾向を感じたので正直にお伝えしました。
でもそれは決して悪いことではなく自分自身を守るために無意識にそうしていることもお伝えしました。
それだけ頑張って自分を守ってきたわけです。

そんなことを淡々とお話ししているとクライアント様の目から涙があふれてきました。そっとティッシュを渡します。
クライアント様の緊張が緩んで感情のエネルギーの解放が起こると涙が出ることが良くあります。

この方も自分の涙にびっくりされていました。
「まさか整体に来て泣くとは思わなかった」
「自分が今泣いていることにびっくり」と仰います。

それだけ無意識の領域にいろいろなものをため込んでいるとも言えます。

そういう無意識領域の緊張だったり感情の抑圧に気づいて欲しくて身体に症状が表われているのです。
そういう関係性についても詳しくお話しさせて頂きました。
なかなかこういう話をする整体院は少ないですが本当のことを丁寧にお伝えしていこうと思っています。

過敏性腸症候群の整体

施術は骨盤と下半身からスタートしました。
膝倒しの検査をするとほとんど倒れません。
左右とも10度ずつくらいしか倒れないのです。

それだけお腹や骨盤周りをいつも緊張して硬直させているのです。
だから腸の働きも悪くなるのも当然です。

お腹の緊張を解放する操法を行ないましたら、その場ですぐに膝倒しがパタンパタンと倒れるようになりました。
一度身体を起こしてもらうと姿勢が別人のように変わりました。

骨盤が変わるだけでかなり全身のバランスが変化します。
肩の可動域も大きく変化しました。

感情の解放

もう一度仰向けになってもらって、少しお話をしたところで先ほど書いた涙のシーンになりました。
無意識に頑張り続けてきたことが意識化され、自分でそれを理解するだけでエネルギーが変化します。それが涙となったり、姿勢の変化となったり、可動域の変化になったり、気持ちも変わります。

この段階では声を出して笑い声をあげて笑ってくれるようになりました。

胸鎖乳突筋の解放

この方が当院に来られた理由の一つが胸鎖乳突筋の緊張を緩めたいということでした。
病院や整体院に行っても治らないので自分でも本を買ったりして勉強していたそうです。
その中に、自律神経失調症や過敏性腸症候群が胸鎖乳突筋を緩めることで改善した例が載っていて、当院のサイトでもそのような施術について書いてあったのでそれで興味を持たれたということでした。

胸鎖乳突筋は自律神経とも関係が深い筋肉です。
耳の後ろの下に骨の出っ張りがあります。
その出っ張りを乳様突起と言います。

乳様突起から胸の鎖骨と胸骨に向かって筋肉が伸びています。
これが胸鎖乳突筋でこの筋肉が固くなると自律神経のバランスが乱れがちになります。

当院では胸鎖乳突筋のこりや緊張を無理なく効率的に緩める方法を開発しました。
とても気持ちが良い感覚もあります。
私もこの筋肉が緊張しやすいのであれこれ自分の身体で実験しているうちに緩める方法を開発したのです。

胸鎖乳突筋操法と名付けて日々の施術で活用しています。

このクライアント様にもこの操法を行なうととても気持ちが良いと仰います。
そしてコツを覚えると自分一人でも出来るようになります。
ただ形だけ真似してもよい効果は得られないので感覚を磨きながら丁寧に行なう必要があります。

そのためのコツもお伝えしていきます。
この操法を行なうと首や頭がとてもすっきりして軽くなります。

過敏性腸症候群が治るコツは、治そうとしないことです。
意識すればするほど症状が強まりますので出来るだけ意識から外すようにします。

そして気持ちがいいこと、楽しいことを考えたり行動に移します。
そして脳と神経が安心してリラックスするような施術を受けるのです。

そのような施術と生活改善のコンビネーションで症状が自然に回復するお手伝いをしています。
生活改善とは生き方の改善、在り方の改善でもあります。
人生の質を高める課程で症状も結果として良くなっていきます。

そのためのお手伝いをしています。

単に症状だけ抑えて欲しい、治して下さい、という場合にはこれまた治りにくいのです。
「私は治せませんし治しません」とはっきりお伝えしています。
当院では病院や他の治療院とはまったく正反対のことをお伝えしているのです。
でもその方針にご共感頂ける方は不思議と良くなっていくのです。

>>自律神経失調症の整体

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