息苦しさと自律神経失調症

自律神経失調症の症状の一つに息苦しさがあります。

  • 呼吸がしづらい
  • うまく息が吸えない
  • 深い呼吸ができない
  • すぐに酸欠になりやすい

などの症状でお悩みではありませんか?

このページでは自律神経失調症の息苦しさを改善するための情報を紹介します。
まずは息苦しさの原因から解説します。

自律神経失調症による息苦しさの原因

自律神経失調症による息苦しさの原因は呼吸筋の緊張です。
(呼吸器系の疾患の場合には医療機関を受診してください)
検査をしても特に異常が見つからない場合について解説します。

呼吸は呼吸筋によって行なわれています。
呼吸筋がこり固まって緊張していると呼吸運動がうまくできなくなってしまいます。
その結果として息苦しさを感じるのです。

呼吸筋には以下のような種類があります。

呼吸筋の種類

  • 横隔膜
  • 内肋間筋
  • 外肋間筋
  • 胸鎖乳突筋
  • 前斜角筋
  • 中斜角筋
  • 後斜角筋
  • 腹直筋
  • 内腹斜筋
  • 外腹斜筋
  • 腹横筋

などの筋肉があります。
呼吸筋の中でも横隔膜の働きがとても大切です。
また首やお腹や肋骨周りの筋膜が緊張していると呼吸筋の動きが邪魔されるので呼吸がしづらくなります。

呼吸筋と自律神経失調症

上にあげた呼吸筋の中には自律神経失調症と関係の深い筋肉もあります。

横隔膜が緊張すると

横隔膜は最大の呼吸筋であり大切な役割を果たしています。
横隔膜が緊張すると呼吸がしにくくなります。

横隔膜が自由に動ける場合には内臓もマッサージされます。
内臓の働きもよくなります。
呼吸法を実践すると内臓の働きがよくなりますが、それは横隔膜によるマッサージ効果なのです。

横隔膜が緊張すると内臓の働きも低下しがちになります。

胸鎖乳突筋が緊張すると

横隔膜があまり動けない場合には、他の呼吸筋が代わりに動いてサポートしようとします。
胸鎖乳突筋は自律神経と関連が深い筋肉です。
自律神経失調症の人はほとんどの場合、胸鎖乳突筋が固く緊張しています。

健康な場合の安静時の呼吸では横隔膜や外肋間筋の働きで呼吸をしています。
しかし緊張状態だったり呼吸がしにくいような時は努力して呼吸しなくては息がうまく出来ないことがあります。

そのような呼吸を「努力呼吸」と言います。
努力呼吸は胸鎖乳突筋や腹筋や内肋間筋がつかわれ肩や胸が大きく動きます。
いわゆる胸式呼吸と呼ばれる呼吸になります。

胸式呼吸になると様々な呼吸筋に負担がかかりますし、身体も疲れやすくなります。

息苦しさを改善する整体

息苦しさの改善のためにはこれらの筋肉が自由に動けることが大切です。
自律神経失調症の人は姿勢が悪くなっています。
深い呼吸がしにくい姿勢になっているのです。

では姿勢を良くすれば呼吸がしやすくなるのでしょうか?

実は一時的に頑張って姿勢を良くしても呼吸は楽になりません。
良い姿勢を保つために筋力に頼らなければならないからです。
リラックスした状態で良い姿勢になれば呼吸も自然と楽になります。

そのためには全身の筋膜のバランスが変わる必要があります。
それでは次に筋膜バランスを変える方法を紹介します。

気持ちよくノビをする

「気持ちよくノビをする」という見出しを見て「なーんだ?そんなことか…」とがっかりした方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、たかがノビですがされどノビなのです。
ノビを丁寧におこなうと身体のバランスが変わります。

痛いストレッチではなく、気持ちよいノビをするのです。
すると筋膜のバランスが変化します。

動物や赤ちゃんのノビをお手本に

「どうやってノビをしたら良いかわからない」という方は本能的な感覚が鈍っているかもしれません。

動物や赤ちゃんのノビをお手本にすると良いのです。
動物や赤ちゃんは気持ちよさそうにノビをしていますよね?

誰かから教わって学んだわけではありませんよね?
自分でそうするのが気持ちがいいからそうしているのです。

人間は赤ちゃんや幼少の頃はちゃんとそれをやっていたのですが、大人になると忘れてしまうようです。

それで西洋式のストレッチのように

  • 何秒くらいやったらいいのか?
  • 何セットやればよいのか?
  • 一日どれくらいやればよいのか?

と自分の外側に答えを求めてしまいがちです。
しかし自分の感覚でやればよいのです。

どれくらやればよいのか、ちゃんと身体はわかっているので身体が気持ちがいいくらいやればいいのです。

回数もセット数も一日のうちにいつやればよいのかも、実は身体が知っています。
その証拠に赤ちゃんも動物もいちいち周りに聞かずともやっていますよね。

整体でノビをお手伝い

それでもよくわからない、という人もたくさんいらっしゃいます。
それだけ本能的な感覚が鈍っているのです。

やすらぎの杜整体院では気持ちよいノビをするお手伝いをしています。
丁寧に感覚に気づきながら丁寧にノビを表現します。
ちょっとしたことで身体が大きく変化します。

自分一人でノビをしていると、ここに壁があったらいいなとか、ここを抑えてもらえたらもっと気持ちがいいだろうな、という感覚があります。

そういう感覚を大切にします。
それであなたの身体の希望を表現出来るように私がお手伝いをさせて頂きます。

ちょっとしたことですが大切なことがあります。
そんな大切なことを丁寧に心を込めて行ないます。
すると心も体も大きく変わるのです。

息苦しさからの解放

「息苦しい」という症状だけで来院する人はあまりいません。
他に自律神経失調症状を抱えていて、呼吸もしづらい人がほとんどです。
しかし身体のバランスが調和するととても呼吸が楽になります。

「あ~、息がしやすくなりました!」
「呼吸が楽に出来るようになりました!」

と施術後におっしゃいます。
呼吸が楽に出来る身体になる、ということは息苦しさだけでなくいろいろな症状の改善にとって大切なことと考えています。

むしろ呼吸がうまく出来ない身体のままでは、まずはそこから改善していかないと施術効果も出にくいといえます。

原因不明の息苦しさでお悩みの方はまず気持ちよくノビをしてみてください。
よくわからない、うまく出来ないという場合にはぜひ当院にご相談ください。

>>自律神経失調症の整体

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